ANA、A380夏休みチャーター8月に7回　子供向け機内食も

　全日本空輸（ANA/NH）は7月1日、総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU（フライング・ホヌ）」によるチャーターフライトを、夏休み企画として8月に成田発着で7回実施すると発表した。約3時間半のフライトで、ホノルル線の機内食をアレンジしたメニューを提供するほか、クイズ大会や抽選会を開く。子供向け機内食も用意する。

8月にA380のチャーターフライトを実施するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　実施日は8月2日と7日、16日、21日、23日、28日、30日。現在2機あるA380のうち、青（ANAブルー）の初号機（登録記号JA381A）と深緑（エメラルドグリーン）の2号機のどちらで運航するかは当日のお楽しみとしている。

　成田空港に集合後、午後1時ごろに出発して約3時間半のフライト後、午後5時ごろ戻る。便名はこれまでと同じNH2030便としている。

A380チャーターで用意するチャイルドミール（ANA提供）

　機内食は、A380を投入している成田－ホノルル線の機内食を一部アレンジしたもので、飲み物はビールやホットコーヒー、ソフトドリンクを用意。ファーストとビジネスでは、ワインなども提供する。子供向け機内食（チャイルドミール）は、座席を使用する3歳以上の子供が対象になる。

　旅行代金は、ファーストクラスが10万8000円、ビジネスクラスが窓側6万9800円、通路側5万9800円、プレミアムエコノミーが窓側4万9800円、通路側3万9800円、エコノミークラスは窓側4万4800円、翼上の窓側が3万9800円、通路側が2万9800円となる。代金には記念品の「HONUリュック」なども含まれる。

　申込期間は8月2日と7日出発が、7月1日から8日午前10時までで、8月16日以降出発は7月1日から12日午前10時まで。申し込みは専用サイトからで、応募多数の場合は抽選。最少催行人数は250人。

　ANAは夏休み企画としてA380によるチャーターを実施するほか、8月は成田－ホノルル線の定期便にも投入。成田発を9日と13日、ホノルル発を10日と14日に運航し、2020年3月25日の成田着を最後に中断して以来1年4カ月ぶりに投入する。

関連リンク
ANA FLYING HONUチャーターフライト
全日本空輸

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