エアバスは現地時間7月4日、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW)にA380型機の同社向け初号機を引き渡したと発表した。BAWは世界で10番目のA380を運航する航空会社となった。
最初の路線はロンドン-ロサンゼルス線で、9月24日から運航を開始する予定。10月22日からは2路線目としてロンドン-香港線に投入する見込み。
BAWは計12機のA380を発注済みで、2016年までに全機受領する計画。エンジンは全機が英ロールス・ロイス社製トレント900を搭載する。
座席数は計469席。メインデッキ(1階)がファースト14席、ビジネス44席(2:4:2)、エコノミー199席(3:4:3)で、アッパーデッキ(2階)はビジネス53席(2:3:2)、プレミアムエコノミー55席(2:3:2)、エコノミー104席(2:4:2)となる。
BAWのA380は、仏トゥールーズで行われた引き渡し記念式典後、同社の拠点空港であるヒースロー空港に向けて飛び立った。
A380は、これまでに世界20社から計262機の確定受注を獲得している。
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