ジェットスター・ジャパン(JJP)とローソン(2651)は7月4日、国内約1万店舗のローソン店頭で、JJPの航空券を予約販売するサービスを4日から開始したと発表した。
JJPはこれまでもコンビニ店頭で、予約済み航空券の決済は受け付けていたが、今回の提携により店内で予約から購入まで行えるようにした。現金決済にも応じることで、クレジットカードを持たない若年層や、インターネット予約に抵抗を感じている高齢者層の取り込みを図る。
店頭ではローソンの多機能端末「ロッピー」を使用。手数料は1人1搭乗につき630円で、7月中は420円に抑える。
JJPの鈴木みゆき社長は、ローソンと提携した理由について「昨年春ごろローソンから店頭で航空券を販売できないかという提案があり、お互いに協業を模索した」と語り、今後は他のコンビニチェーンとの提携も検討していきたいと述べた。
現在の販売比率は、インターネットなど直販が8割で、2割が旅行代理店経由だという。コンビニ経由の売上は、初年度は全体の5%を見込み、2年目以降は10%に伸ばしていきたい考えを示した。
JJPによると、コンビニの店内で航空会社が航空券を販売するのは、国内では初めて。
関連リンク
ジェットスター・ジャパン