全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは5月26日、全国51カ所の病院にスズランの花とオリジナルのしおりをプレゼントした。今年で66回目となる恒例行事で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で昨年と同様、各地での贈呈式は開催を見送った。
赤十字病院などの病院や関連施設に、北海道千歳市近郊で咲いたスズランとANAグループ社員が描いたイラストをデザインしたしおりを贈呈した。スズランは札幌市のHanako Gardenが栽培した。
ANAはスズランの贈呈を1956年に開始し、毎年実施している。日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮さまが、入院患者を励ますためにスズランを贈ることをANAに提案したことがきっかけだとされている。
これまでは客室乗務員らが赤十字病院などを訪問し、しおりを入院患者らにプレゼントしていた。
関連リンク
全日本空輸
これまでのスズラン
・ANA、65回目のスズランのしおり 新型コロナで病院訪問中止(20年5月27日)
・ANA、赤十字病院にスズランのしおり 64回目、「リハビリがんばる」(19年5月29日)
・ANA、入院患者にスズランのしおり 63回目、赤十字病院訪問(18年5月31日)
・ANAのCA、赤十字病院にスズランのしおり(17年6月1日)
・ANA、スズランのしおり1万7000枚 61回目、患者励ます(16年6月2日)
・「幸せと元気を」ANAのCA、日赤病院に60年目のスズラン(15年6月3日)
・「AKBらしい衣装選んだ」AKBとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励(14年6月11日)
・AKB48メンバーとANA客室乗務員、スズランのしおりで患者激励(13年6月3日)
・幸せのスズランで「気持ちも若返る」 全日空、客室乗務員が日赤病院訪問(12年6月9日)