ANAと東京モノレール、マイルがたまるモバイル乗車券

　全日本空輸（ANA/NH）と東京モノレールは5月25日、ANAのマイルがたまる割引乗車券「モノレール羽割往復きっぷ」と浜松町－羽田空港間の片道乗車券の販売を始めた。いずれも利用者がスマートフォンで決済すると、モノレールの駅で切符を買わずに乗車できるモバイル乗車券で、ANAの経路検索サービス「空港アクセスナビ」から購入できる。

東京モノレールとマイルがたまるモバイル乗車券を販売するANA＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ANAのウェブサイトやスマートフォンアプリで航空券を予約後、空港アクセスナビでモノレールを含むルートが検索されると「モノレール乗車券購入」ボタンが表示される。ボタンを押すと、ANAのマイル制度「ANAマイレージクラブ（AMC）」の会員番号を入力する画面が表示され、モノレールの片道乗車券を購入すると20マイル、普通運賃より200円安い羽割往復きっぷ（大人800円）は30マイルがたまる。

　マイルは乗車後約1-2カ月後に精算する。8月31日まではキャンペーンでマイルが2倍になり、片道乗車券は40マイル、羽割往復きっぷ60マイルを付与する。

　空港アクセスナビ上での決済やモバイル乗車券の発券は、リンクティビティ（千代田区）が提供するプラットフォームを利用。航空や鉄道、バス、タクシーなど、マイカー以外の異なる交通手段を1つの移動手段として捉える概念は「MaaS（マース：Mobility as a Service）」と呼ばれている。

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空港アクセスナビ（全日本空輸）
全日本空輸
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