日本航空(JAL/JL、9201)が5月7日に発表した2021年3月期通期連結決算(IFRS)は、最終損益が2866億9300万円の赤字(20年3月期は480億5700万円の黒字)だった。通期の最終赤字は、9年前の2012年9月19日の再上場以来初めて。今期(22年3月期)の業績予想は、合理的な数値の算出が困難として開示を見送ったが、コロナ前と比べて国内線の旅客需要が8割、国際線が4割程度まで回復すれば黒字化できるとの見通しを示した。
JALは2021年3月期から国際財務報告基準(IFRS)を適用。全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、日本基準で決算を発表している。
—記事の概要—
・貨物は4割増収
・キャッシュバーンは改善傾向
・黒字化の見通し
貨物は4割増収
売上高にあたる「売上収益」は4812億2500万円(65.3%減)、本業のもうけを示す「EBIT(利払い・税引き前損益)」は3983億600万円の赤字(888億700万円の黒字)だった。
四半期単独のEBITは、第1四半期(4-6月期)が
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