ボーイングは現地時間4月28日、アゼルバイジャンの貨物航空会社シルクウェイ・ウエスト・エアラインズ(AZG/7L)が777F貨物機を5機発注したと発表した。貨物やEコマース(電子商取引)の需要拡大に対応するためで、ボーイングによると、カスピ海地域および中央アジアでは初導入になるという。
現在運航している5機の747-8Fと7機の747-400Fに加えて導入。旺盛な貨物需要を背景に、国際路線網を拡充するとともに、機材運用に柔軟性を持たせる。
シルクウェイ・ウエストは、2012年にアゼルバイジャンの首都バクーで設立されたカスピ海地域最大の貨物航空会社で、年間の貨物取扱量は35万トン。バクーのヘイダル・アリエフ国際空港を拠点に、世界40都市へ毎月約350便の定期便を運航している。
関連リンク
Silk Way West Airlines
Boeing
ボーイング・ジャパン
・関空、バクーから貨物便 シルクウェイ・ウエスト就航へ(17年12月5日)
・シルク・ウェイ・ウエスト、747-8Fを3機発注へ(15年1月10日)
・ボーイング、747-8F新造機2機納入 アゼルバイジャンの貨物航空会社に(14年8月29日)