日本航空(JAL/JL、9201)は、3月末で全機が退役したボーイング777型機の国内線仕様機をテーマにしたオンラインイベントを、4月25日に開催する。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、最大500人まで参加できる。定員を超えた場合は抽選で、応募は22日午後11時59分まで。
*イベント当日の記事はこちら。

3月末に全機退役したJALの777国内線仕様機=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALはエアバスA350-900型機の導入により、777の退役を進めている。国内線機材の777-200と777-300は、トラブルが起きた米プラット&ホイットニー(PW)製エンジンPW4000シリーズを搭載しているため運航停止が続いており、当初は2021年度だった退役予定を前倒し。3月31日をもって国内線仕様機はすべて退役した。
イベント名は「ありがとう、ボーイング777-200型機&777-300型機!オンラインイベント」で、777のパイロットや整備士、客室乗務員が駐機中の飛行機内から中継。機内の紹介や、思い出のエピソードなどのトークセッションを開催する。
開催日時は25日午後1時から午後3時まで。JALのコミュニティサイト「trico(トリコ)」の会員であることや、インターネット回線に接続できるパソコンを用意できることなどの条件がある。
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「ありがとう、ボーイング777-200型機&777-300型機!オンラインイベント」を開催いたします!
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日本航空
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