ピーチ、予約システム障害続く　購入や変更不可、払戻で対応

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）で予約システムの障害が4月21日朝から発生しており、22日午後6時時点でも復旧していない。航空券の購入や、予約の確認・変更ができない状態が続いている。

予約システム障害が続くピーチ＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　予約システムの障害発生中も、航空券を持っている人は搭乗できる。搭乗日が22日と23日の航空券を持っていて搭乗しない人は、後日払い戻しに応じる。24日以降の予約を持っている人への対応は、決定次第ウェブサイトで案内する。

　システム障害は21日午前8時45分ごろ発生。ピーチによると、不具合の原因や復旧見通し、影響者数は調査中だという。

　ZIPAIR（ジップエア、TZP/ZG）でも、21日午後1時ごろから新規予約や変更、取消などができない状態になっている。同社もピーチと同様、フライトには影響はないという。

＊Radixxがマルウェアが原因と発表。記事はこちら。
＊ピーチとZIPAIRは同じ米国製予約システムを導入しており、障害が発生。記事はこちら。

関連リンク
ピーチ・アビエーション

・ピーチとZIPAIRの予約システム障害、米開発元がマルウェア感染　Radixxが声明（21年4月23日）
・LCC向け予約システムがダウン　ピーチやZIPAIRも導入、米Radixx Resに障害（21年4月22日）
・ZIPAIRも予約システム障害　21日から（21年4月22日）
・ピーチ、5-6月も追加減便　運航は半数超（21年4月20日）