エアバスは現地時間4月8日、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)の子会社でLCCのタイガーエア台湾(TTW/IT)がA320neo(登録記号B-50021)を初受領したと発表した。台湾で同型機が導入するのは初めてで、15機のA320neoを導入する見通し。
タイガーエア台湾のA320neoは、2種類あるエンジンのうちプラット・アンド・ホイットニー(PW)製PW1100G-JMを選定。座席数は1クラス最大180席となる。航続距離は最大3200海里(5926キロ)で、台北から最大7時間飛行できる。
3月末時点で、A320neoファミリーは世界120社から約7400機を受注。日本では全日本空輸とピーチ・アビエーション(APJ/MM)が運航しており、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)とスターフライヤー(SFJ/7G、9206)も導入を予定している。
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