米国の航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)は現地時間3月31日、新規就航を目指す韓国の中長距離LCC、エア・プレミア(APZ/YP)にボーイング787-9型機の同社向け初号機(登録記号HL8387)を引き渡したと発表した。エア・プレミアはALCから長期リースで、3機の787-9を導入する見通し。
座席数は2クラス309席で、プレミアムエコノミークラスが56席、エコノミークラスが253席。プレエコのシートピッチは42インチ、エコノミーは35インチで、6時間以上のフライトを計画しており、2019年の発表ではソウル(仁川)を拠点にロサンゼルスとサンノゼへの就航を目指すとしている。
エンジンはロールス・ロイス製Trent 1000(トレント1000)を選定した。一方、エア・プレミアのウェブサイトでは現時点での具体的な就航日は明らかにしていない。また、FSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)の間に位置する「ハイブリッド航空会社」と自社を位置づけている。
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AIR PREMIA
Air Lease Corporation
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