エアバス, 機体 — 2021年3月25日 21:25 JST

スカパーJSAT、エアバスの通信衛星導入 24年度打ち上げ

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 スカパーJSATホールディングス(9412)傘下のスカパーJSATは3月25日、エアバスと通信衛星「Superbird-9」の調達契約を締結した。エアバスが製造するOneSat型衛星を同社が選定したのは初めて。打ち上げは2024年度上期を予定しており、スカパーJSATの総投資額は300億円規模になる見込み。

スカパーJSATの通信衛星Superbird-9のイメージ(エアバス提供)

スカパーJSATの通信衛星Superbird-9のイメージ(エアバス提供)

 Superbird-9は、スカパーJSATが東経144度で運用中の通信衛星「SuperbirdC2」の後継。日本をはじめ東アジア諸国で、大容量かつ自由度の高い通信を15年以上行えるという。

 OneSatは、フルデジタル化された通信ペイロードを搭載することで、宇宙空間でも自由に通信地域や伝送容量を変更できる。周波数帯域はKu、Kaバンドとなる。

 今回の契約には衛星本体と衛星管制用地上システム、軌道上初期試験の実施が含まれる。

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