日本航空(JAL/JL、9201)は、ハワイ渡航のプリクリアランス(事前審査)を3月26日から始める。
プリクリアランスは、ハワイ州事前検査プログラムで定められた条件を満たす日本からハワイへの渡航者に対し、フライト出発前の72時間以内にハワイ州指定の医療機関で検査した新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の陰性証明書を提示することで、ハワイ到着後10日間の自己隔離を免除する。
JALのハワイ路線は3月現在、羽田-ホノルル線のみ週1往復運航。出発日は羽田発が金曜、ホノルル発は土曜となっている。このため、プリクリアランスの対象空港は羽田空港となる。
また、JALは国際線利用者向けに新型コロナの無料補償サービス「JALコロナカバー」を6月末まで提供。渡航先で新型コロナの陽性判定を受けた際にかかる費用を補償する。
日本とハワイを結ぶ航空会社では、ハワイアン航空(HAL/HA)が日本出発便でのプリクリアランスを3月13日から導入しており、日本-ハワイ間で同社が初となった。
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日本航空
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