首都圏1都3県に対する緊急事態宣言が3月22日に解除された。全日本空輸(ANA/NH)によると、宣言解除前の1日当たりの旅客数と比べ、22日は約2倍の予約が入っているという。
羽田で働くANAの地上係員(グランドスタッフ)などが所属するANAエアポートサービスの久沢弘太郎旅客サービス部長によると、22日は国内線全路線で5万5000人の予約が入っており、緊急事態宣言期間(1-2月)の約2倍にあたるという。「予約のペースも上がってきており、今週末は(金曜から日曜までの1日あたり平均で)約7万人の予約が入っている」と述べた。
第2ターミナルは左右に2カ所ずつ、計4カ所の保安検査場があるが、現在は左側の保安検査場AとB、右側のCの3カ所で対応。ANAの国内線減便率は、3月は計画比49%となり、このうち1日から21日までは52%だったが、22日以降は9ポイント改善して43%。4月は38%まで回復する見通しで、6割近い便を運航する。
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全日本空輸
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【お知らせ】
3月の減便率を更新しました。(21年3月22日 18:17 JST)