おうち機内食も本格的に　中部空港、ファンイベントで機内カート抽選会

　中部空港（セントレア）を運営する中部国際空港会社は、3月27日と28日に「第5回 航空ファンミーティング」を開催する。航空会社などのブース出展やオリジナル機内食の販売、空港で使用していた備品のジャンク市を開くほか、抽選で機内食などを運ぶカートをプレゼントする。

中部空港会社がファンイベントの抽選会でプレゼントするシンガポール航空が使用していた機内搭載カート（同空港のサイトから）

　シンガポール航空（SIA/SQ）が実際に機内で使用していたもので、フルサイズとハーフサイズの2種類を用意。27日はフルサイズを3人、ハーフサイズを2人に、28日はフルを2人、ハーフを3人の計10人にプレゼントする。空港会社のTwitterでは「おうちで食べる機内食がさらに本格的になります」と紹介している。

　応募方法は、中部空港イベントプラザ会場内のセントレアブースに掲示してあるQRコードから応募。時間は両日とも午前10時から午後2時30分までで、結果はイベント会場ステージで午後2時30分から発表する。カートの持ち帰りは当選者自身が行い、第三者への転売は禁止している。

　機内に搭載しているカートは、客室乗務員が機内食や飲み物のサービスや機内販売に使う。これまでにも航空会社などが実際に使用していたものを販売している。全日本空輸（ANA/NH）は2020年にボーイング787型機と777に搭載していたハーフカートを9万5000円で販売し、今年3月に入ってからは新品を11万5500円で販売したが、いずれも時間をおかずに完売している。

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中部国際空港 セントレア

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