エアバス, エアライン, 機体 — 2013年6月21日 11:15 JST

エアバス、パリ航空ショーで466機、687億ドルの受注

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 エアバスは現地時間6月20日、パリ航空ショーで合計466機、カタログ価格の金額ベースで687億ドル(約6兆6700億円)の受注を獲得したと発表した。覚書(MoU)による受注が225機で294億ドル、確定受注が241機で393億ドルだった。

ユナイテッド航空のA350-1000のイメージイラスト(エアバス提供)

 A320neoの受注が好調だったA320ファミリーは、6社から371機の確定および覚書による受注を獲得。このうち88機が従来型A320への受注となった、エアバスによると、激しい競争の末に受注を獲得したのが、英国のイージージェット(EZY)による100機のA320neoと35機の従来型A320の受注だったという。また、ルフトハンザ グループからも100機のA320ファミリーの正式発注があった。

 6月14日に初飛行を行ったA350 XWBに対する受注も好調。同機は19日に2回目の試験飛行をを行ったという。期間中に獲得した確定および覚書による受注は4社から69機。エールフランス航空(AFR)とKLMオランダ航空(KLM)を傘下に持つエールフランス-KLMから25機のA350-900を受注し、すでに同機を多数発注済みのシンガポール航空(SIA)もA350-900を30機追加発注した。

 ユナイテッド航空(UAL)は10機のA350-1000を発注し、合計発注数を35機に増加させただけでなく、ボーイング777の入れ替えとして発注済みの25機のA350-900をA350-1000に切り替えた。また、スリランカ航空(ALK)から4機のA350-900と6機のA330-300の受注を獲得した。

 A380は、広胴型機の大手リース会社ドリック・リースら20機の購入覚書が締結された。

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