エアバスは現地時間6月20日、米国のスピリット航空(NKS)がA321を20機発注したと発表した。また、発注済みの10機のA320をA321に切り替えた。いずれも燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備する。
A321の投入で、米国やカリブ海諸島、中南米の路線で増加する旅客需要に対応する。座席数は全席エコノミー・クラスで219席。
NKSは、A320ファミリー向け客室オプション「スペース・フレックス」を、北米拠点の航空機では初めて導入する。ラバトリー(化粧室)とギャレー(厨房設備)を最適に配置し、機体後部のスペースを効率的に活用するもので、体の不自由な乗客向けのラバトリーを設置できる。
今回の発注分を合わせ、NKSはA319を7機、A320を98機(45機のA320neoを含む)、A321を30機発注。同社は現在約50機のA320ファミリーを運航している。
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