日本航空(JAL/JL、9201)は3月11日、4月の国内線を計画比35%減便すると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるもので、対象期間は4月1日から28日まで、83路線8274便が対象になる。
羽田発着のうち、幹線4路線はすべて減便対象。札幌(新千歳)線は1日16往復の計画に対し、減便後は9往復から11往復運航する。伊丹線は計画1日15往復を10-12往復に、福岡線は同17往復を11-12往復に、那覇線は同12往復を8-10往復に、それぞれ減便する。
期間中に1便も運航しない運休となるのは2路線。成田で国際線に乗り継ぐ利用者を対象にした成田-札幌線と福岡線が運休する。
一部の日が運休となるのは7路線。成田-伊丹、中部、伊丹-隠岐、札幌-秋田、福岡-花巻、鹿児島-松山、那覇-奄美大島が一部運休になる。
全日本空輸(ANA/NH)も、11日に4月の国内線を減便すると発表。1日から28日までの期間中に94路線で1万3198便を減便し、減便率は38%となる。
関連リンク
日本航空
・ANA国内線、4月は38%減便 運休14路線(21年3月12日)
・JAL国内線、3月減便5割超え 緊急事態中は6割(21年2月18日)
・JAL、羽田-モスクワ4月就航へ ホノルル増便、週2往復に(21年2月18日)