全日本空輸(ANA/NH)は3月11日、4月の国内線を計画比38%減便すると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるもので、対象期間は4月1日から28日まで、対象路線は94路線となる。
11日発表の減便対象は83路線7364便。羽田発着の主な路線の場合、札幌(新千歳)線は1日16往復の計画に対し、減便後は11往復から14往復運航する。伊丹線は計画1日15往復を14-14.5往復に、関西線は同5往復を3-3.5往復に、神戸線は同2往復を1往復に、福岡線は同18往復を13-14.5往復に、那覇線は同13往復を10-12.5往復に、それぞれ減便する。
期間中に1便も運航しない運休となるのは14路線。羽田-稚内、根室中標津、釧路、成田-中部、札幌、仙台、新潟。那覇、神戸-札幌、新潟-那覇、富山-札幌、小松-札幌、広島-札幌、高松-那覇が運休する。
一部の日が運休となるのは7路線。羽田-紋別、中部-福岡、中部-松山、札幌-那覇、静岡-那覇、岩国-那覇、熊本-那覇が一部運休になる。
日本航空(JAL/JL、9201)も、11日に4月の国内線を減便すると発表。1日から28日までの期間中に83路線で8274便を減便し、減便率は35%となる。
関連リンク
全日本空輸
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