羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と蓄電システムなどを手掛けるエリーパワー(東京・品川区)は、羽田第1、第2ターミナルの到着ロビーなどに蓄電池内蔵充電設備の設置を2月25日から始めた。
設置場所は、両ターミナルの到着ロビーとゲートラウンジ内で計100カ所。エリーパワー製蓄電池「POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)」を設置し、1カ所当たり充電用USBポートを8つ設ける。
既存設備と合わせ、停電時にも1人当たり30分間の利用で約2万台のスマートフォンを充電できるという。
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