エアライン — 2021年2月22日 21:18 JST

JAL、自社栽培イチゴの通販開始 成田空港近くに農園

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 日本航空(JAL/JL、9201)が出資し観光農園などを手掛けるJAL Agriport(JALアグリポート、成田市)は2月22日、成田空港近くの自社農園で栽培しているイチゴの通販をオンラインストアで始めた。

JALアグリポートが通販を始めた自社農園のイチゴ(同社提供)

 これまではイチゴ狩りができる同社の農園「STRAWBERRY PORT ICHIGONOMI(ストロベリーポート イチゴノミ)」や、直営レストラン「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」で販売していた。通販では、1箱にLから2Lサイズのイチゴを20粒詰めて配送する。品種は「やよいひめ」「かおり野」「とちおとめ」「紅ほっぺ」の中から食べ頃を迎えたものを選ぶといい、指定はできない。

 値段は1箱3000円(税込)で、北海道と九州、沖縄、離島への配送は要相談。通常は5営業日以内の発送を原則とするが、収穫状況によっては時間がかかる場合があるという。

 JALアグリポートは、2018年にJALと和郷(千葉県香取市)の共同出資会社として設立。成田市内の休農地を活用した体験型農園施設を開園し、イチゴやサツマイモなどの収穫体験を提供。2020年3月6日には、地元農家から借りた古民家をリノベーションし、成田市周辺9市町の農産品を使った料理を提供するレストランとして、御料鶴をオープンした。

 農園は当初、訪日客をメインターゲットにしていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響後は、家族連れなどが主な客層になった。イチゴ狩りは1月から4月が最盛期だという。

関連リンク
オンラインショップ(JAL Agriport)
JAL Agriport
日本航空

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