日本航空(JAL/JL、9201)は、東北各地への臨時便を2月19日まで継続する。羽田-仙台、山形、青森、花巻、秋田の5路線で運航する。羽田-三沢線の一部復便・大型化も継続し、羽田-青森線は1往復を小型機のボーイング737-800型機(2クラス165席)から中型機の767-300(2クラス261席)に大型化する。
いずれも13日夜に起きた福島県沖を震源とする地震の影響で、東北新幹線の一部運休が続いているため。羽田-仙台と花巻は、普段は定期便を運航していない路線となる。
臨時便
17日から19日までの臨時便の運航スケジュールは、1日3往復の羽田-仙台間は仙台行きが羽田を午前8時、午後1時、午後5時30分に、羽田行きが仙台を午前10時、午後3時、午後7時30分に出発する。便名は羽田発仙台行きが朝便から順にJL4721、JL4723、JL4725で、仙台発羽田行きがJL4722、JL4724、JL4726となる。機材は737-800(2クラス165席)を使用する。
羽田-山形線は1日4往復で、山形行きが羽田を午前8時30分、午前11時45分、午後1時50分、午後5時10分に、羽田行きが山形を午前10時10分、午後1時25分、午後3時30分、午後6時50分に出発する。便名は羽田発山形行きが朝便から順にJL4951、JL4545、JL4953、JL4933で、山形発羽田行きがJL4952、JL4546、JL4954、JL4934となる。機材はエンブラエル190(E190)型機(2クラス95席)を使用する。
羽田-青森線は1日2往復で、青森行きが羽田を午後1時と午後5時に、羽田行きが青森を午後3時と午後7時に出発する。便名は羽田発青森行きが朝便から順にJL4541、JL4543で、青森発羽田行きがJL4542、JL4544となる。機材はJL4541/4542が737-800(2クラス165席)、JL4543/4544は767-300(2クラス261席)を使用する。
羽田-花巻間は1日2往復だが、16日と17日は悪天候により運航しない。花巻行きが羽田を午前8時20分と午後3時に、羽田行きが花巻を午前10時15分と午後5時に出発する。便名は羽田発花巻行きが朝便から順にJL4761、JL4763で、花巻発羽田行きがJL4762、JL4764となる。機材はE190(2クラス95席)を使用する。16日と17日は悪天候により運航しない。
羽田-秋田線は1日1往復で、秋田行きJL4551便が羽田を午後1時10分に、羽田行きJL4552便が秋田を午後3時に出発する。機材は737-800(2クラス165席)を使用する。
復便・大型化
通常は主にE190で運航している羽田-三沢線は、19日まで2往復復便して1日3往復運航。期間中は全便を737-800に大型化する。
羽田-青森線の1往復(JL141/142)は、17日から19日までE190や737-800を767-300に大型化する。
JALは14日から16日までの3日間で、臨時便を7路線46便設定し、定期便6路線12便を大型化している。
*ANAの臨時便記事はこちら。
関連リンク
日本航空
・ANA、羽田-仙台など臨時便継続 20日まで4路線(21年2月15日)
・JALとANA、定期便ない仙台・福島など臨時便 16日も運航(21年2月15日)
・スカイマーク、神戸-仙台臨時便 28日まで1日1往復(21年2月15日)