空港 — 2021年2月14日 10:20 JST

仙台空港、通常運航もアクセス線運転見合わせ

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 仙台空港を運営する仙台国際空港会社は2月14日、13日午後11時8分ごろ発生した地震の影響について、運航に支障が出る被害はなかったと発表した。また、仙台空港アクセス線は始発から運転を見合わせている。

運航に支障が出る被害はなかったものの地震の影響で館内が一部損傷した仙台空港(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 仙台空港では震度5強を観測。滑走路や誘導路などを点検したところ、運航に支障が生じる被害はなかったものの、ターミナルビルでは主に3階で壁の仕上げ材や床材の剥がれなどが発生しているという。

 このため、3階の飲食店やビジネスラウンジ、エアポートミュージアム、屋上展望デッキは、安全確認のため当面閉鎖・営業停止としており、エレベーターも全館で一時停止している。

 仙台発着便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で減便対象となっている便を除き、通常通り運航している。

 仙台空港鉄道によると、始発から運転を見合わせているアクセス線は、おおむね昼過ぎには運転再開できる見通しだという。アクセス線は仙台空港と仙台駅を結んでいる。

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