札幌・丘珠空港を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)グループの北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は1月19日、札幌(丘珠)-奥尻線を7月17日に季節便で開設すると発表した。機材は2021年度内に退役するサーブ340B型機(1クラス36人)で、片道約50分のフライトとなる。
運航日は土日祝日で、7月17日と18日、22日から25日、31日と8月1日、7日から9日、14日と15日の計13日間。奥尻行きJL2895便は丘珠を午後0時25分に出発し、午後1時15分に着く。丘珠行きJL2894便は午後1時45分に出発して、午後2時30分に到着する。
普通運賃は片道2万3300円で、早期割引運賃は先得が8900円から9800円、特便は1万2800円から1万6800円となっている。発売日は1月20日。
HACでは平日運航の函館-奥尻線とともに、帰省や旅行などの利用を想定している。
運航スケジュール
JL2895 札幌丘珠(12:25)→奥尻(13:15)
JL2894 奥尻(13:45)→札幌丘珠(14:30)
関連リンク
北海道エアシステム
・JALの夏ダイヤ国内線、沖縄拡充へ JTA羽田路線はJAL便名に(21年1月19日)
・HAC、初のサーブ退役 就航21年、ラストは函館発丘珠行き(20年12月29日)
・HAC、3号機ラストフライト前に社員が機体清掃 初の退役機(20年12月28日)
・HAC、女満別8年ぶり再開 丘珠から週3往復、道東へのビジネス需要獲得狙う(20年10月27日)