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ミッキーマウスの誕生日にあたる11月18日、日本航空（JAL/JL、9201）はディズニー映画『ファンタジア』公開80周年を記念した特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」（ボーイング767-300ER型機、登録記号JA622J）を就航させた。初便は羽田発着のチャーターフライトで、定期便は羽田発広島行きJL265便が最初となった。
羽田空港で「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」の初便となるチャーターJL1940便に搭乗する女の子＝20年11月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
特別塗装機は、1940年に公開された『ファンタジア』に登場する魔法使いの弟子の姿をしたミッキーマウスと、ミッキーが羽織るローブの赤をデザイン。機内のヘッドレストカバーや紙コップは、ミッキーを描いた特別デザインのものを使用する。羽田発着の札幌（新千歳）、伊丹、福岡、那覇の幹線を中心に運航する予定で、就航路線や便名は運航前日の夕方にウェブサイトで告知する。
座席数は3クラス252席で、ファーストクラス5席、クラスJ 42席、普通席205席。クラスJと普通席で使用するヘッドレストカバーは3種類、紙コップは6種類。機体全体に貼ったデカールは、後方に描かれたミッキーマウスが左右で異なる。JALのディズニーに関する特別塗装機は、1994年に就航した初代JALドリームエクスプレスを皮切りに、今回で11機目となった。
羽田空港を出発する「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」の初便となるチャーターJL1940便＝20年11月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ディズニー映画『ファンタジア』公開80周年を記念した特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」の機内を紹介するJALの客室乗務員＝20年11月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
18日の周遊チャーターは羽田発着で、便名は公開年にちなみJL1940便として運航した。販売数に対して約10倍の応募があったという。
コースは80周年にちなみ、8の字を横向きにしたルートで、乗客209人（幼児7人含む）を乗せたJL1940便は羽田を午後1時3分に出発し、A滑走路（RWY16R）から離陸。山梨県上空から富士山を望みながら関西方面へ向かい、日本海側の京都府舞鶴付近から琵琶湖、静岡県浜松、房総半島、東京ディズニーランドを経て羽田のB滑走路（RWY22）へ着陸して戻った。
＊写真は12枚。
＊機内の写真はこちら。
羽田空港で「JAL DREAM EXPRESS FANTASIA 80」の初便となるチャーターJL1940便の搭乗口に並ぶ乗客＝20年11月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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