三菱重工業(7011)が10月30日に発表した2020年4-9月期(21年3月期第2四半期)連結決算(国際会計基準)は、最終損益が570億8100万円の赤字(前年同期は292億3700万円の黒字)だった。
売上高にあたる「売上収益」は前年同期比11.7%減の1兆6586億2500万円、本業のもうけを示す「事業損益」は586億4000万円の赤字(同743億6300万円の黒字)だった。事業損益のうち、傘下の三菱航空機が開発し、納入が7年以上遅れているジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」事業での損失は、カナダのボンバルディアからリージョナルジェット機「CRJ」の事業を買収に伴い生じたのれん減損を含めて822億円となった。
—記事の概要—
・航空・防衛・宇宙とスペースジェット
・21年3月期通期予想
・2021事業計画
*スペースジェット関連はこちら。
航空・防衛・宇宙とスペースジェット
セグメント別のうち航空・防衛・宇宙は、受注高が
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