日本航空(JAL/JL、9201)は、2020年度上期(4月1日から9月30日まで)と9月単月の利用実績を10月29日に発表した。上期の国際線旅客数は前年同期比97.7%減11万2083人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は88.1%減の33億367万5000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は97.2%減の6億8780万人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は60.3ポイント低下し20.8%だった。中国から感染が拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、大幅な前年割れとなった。
国内線は旅客数が76.1%減の464万4666人、ASKは51.4%減の89億3838万3000座席キロ、RPKは75.8%減の35億5582万5000人キロ、L/Fは34.2ポイント低下し39.8%となった。
JALは2020年度から、会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券での利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fにそれぞれ、特典航空券の旅客も含まれる。
―記事の概要―
・国際線上期
・国内線上期
・利用実績9月
・国際線9月
・国内線9月
・運航状況
国際線上期
方面別でL/Fが最も高かったのは、
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