ハワイアン航空(HAL/HA)は10月29日、ホノルル-羽田、関西2路線を12月から再開すると発表した。ハワイ州政府が現地時間28日に発表した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陰性証明書の提出により、ハワイ到着後14日間の自主隔離が免除となる事前検査プログラムが、日本からの渡航者を対象に11月6日から始まるため。また、10月1日から週1往復で運航を再開したホノルル-成田線も、11月から順次増便する。羽田再開後は東京-ホノルル間を毎日運航する。
関西線の再開は、ホノルル発HA449便が現地時間12月19日から、関西空港発HA450便が21日から。羽田線はホノルル発HA863便が21日から、羽田発HA864便が23日から。2路線とも週3往復で再開する。成田線の増便は、ホノルル発が11月17日から週2往復、12月19日から週4往復に増便する。3路線とも機材はエアバスA330-200型機(3クラス278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)を使用する。
関西線の運航日は、ホノルル発が火曜と木曜、土曜、関空発が月曜と木曜、土曜。運航スケジュールは、関西行きHA449便がホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)を午後1時25分に出発し、翌日午後6時45分に着く。ホノルル行きHA450便は午後8時45分に関空を出発して、同日午前9時5分に到着する。
羽田線は、ホノルル発が月曜と水曜、金曜、羽田発が水曜と金曜、日曜。羽田行きHA863便がホノルルを午後0時45分に出発し、翌日午後5時10分に着く。ホノルル行きHA864便は午後8時5分に出発して、同日午前8時に到着する。
ハワイ州の自主隔離免除は始まるものの、日本へ帰国時には自宅やホテルで14日間の待機が求められる。日本航空(JAL/JL、9201)は8月1日から羽田-ホノルル線を、全日本空輸(ANA/NH)は10月5日から成田-ホノルル線を、それぞれ毎月2往復運航している。ハワイへの赴任や在住者の一時帰国などを想定したもので、11月も月2往復の運航を計画しているが、増便は今後の需要動向などを踏まえて検討していくという。
運航スケジュール
ホノルル-関西線
HA449 ホノルル(13:25)→関西(翌日18:45)運航日:火木土
HA450 関西(20:45)→ホノルル(09:05)運航日:月木土
ホノルル-羽田線
HA863 ホノルル(12:45)→羽田(翌日17:10)運航日:月水金
HA864 羽田(20:05)→ホノルル(08:00)運航日:水金日
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