エアライン, 空港 — 2020年10月26日 10:53 JST

ピーチ、札幌-那覇就航 国内最長、片道4時間

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は冬ダイヤ初日の10月25日、札幌(新千歳)-那覇線と仙台-那覇線の沖縄2路線を開設した。いずれもLCC初の路線で、エアバスA320型機(1クラス180席)で1日1往復ずつ運航する。札幌-那覇線は、ピーチの国内線最長路線となり、札幌から那覇までは片道4時間かかる。

新千歳空港で那覇線就航をピーアールするピーチの轟木一博執行役員(中央)と北海道エアポートの緒方義規常務(左から2人目)、ミス沖縄コバルトブルーの山里ひかるさん(右から2人目)、ピーチの客室乗務員(両脇)=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

 札幌-那覇線は、ピーチの国内線最長路線となる。運航スケジュールは、那覇行きMM271便は札幌を午前11時10分に出発し、午後3時10分に着く。札幌行きMM272便は午後2時20分に那覇を出発し、午後5時25分に到着する。初便の那覇行きMM271便(A320、登録記号JA816P)は166人(うち幼児0人)が利用。札幌を午前11時15分に出発し、那覇には午後2時50分に到着した。

 仙台-那覇線は、東北と沖縄を結ぶ初のLCCとなる。運航スケジュールは、那覇行きMM421便は仙台を午前11時に出発し、午後2時20分に着く。仙台行きMM422便は午後4時に那覇を出発し、午後6時30分に到着する。2路線とも、運航スケジュールは12月23日までのもの。

 ピーチは関西空港をはじめ、国内6空港を拠点としている。今回路線を開設する新千歳と仙台、那覇の3空港も拠点化しており、拠点間の路線強化を図る。

 今回の新路線を含め、国内線は札幌と那覇が5路線ずつ、仙台は3路線に拡大。国際線は那覇が4路線、札幌と仙台は1路線ずつだが、現在はいずれも運休している。

*仙台-那覇線の記事はこちら

新千歳空港を出発する那覇行き初便=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

新千歳空港でピーチの那覇行き初便の搭乗手続きをする乗客=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

新千歳空港のターミナル内に掲げられた那覇線就航ポスター=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

新千歳空港のターミナル内に掲げられた那覇線就航ポスター=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

新千歳空港でピーチの那覇行き初便に搭乗する乗客=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

ピーチの札幌発那覇行き初便の乗客に手渡されたマスク=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

ピーチの札幌発那覇行き初便の乗客に手渡されたキーホルダー=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

新千歳空港を出発する那覇行き初便=20年10月25日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

運航スケジュール(10月25日から12月23日まで)
札幌-那覇
MM271 札幌(11:10)→那覇(15:10)
MM272 那覇(14:20)→札幌(17:25)

仙台-那覇
MM421 仙台(11:00)→那覇(14:20)
MM422 那覇(16:00)→仙台(18:30)

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