ホノルルマラソンを主催するホノルルマラソン協会は現地時間10月23日、予定していた12月13日の開催を断念すると発表した。大会を延期するかなどは、決定次第発表するとしている。
同協会によると、現時点では大会運営に必要な公道や公園使用などを含め許認可の取得が困難だという。ハワイ州政府やホノルル市政府と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を進めてきたものの、12月開催は現実的ではないと判断した。
今後は2021年上期に延期できるかなどを関係各所と協議していく。延期開催出来ない場合、今年の大会にエントリーした人は追加料金なしで2021年大会に参加できる。
1973年に始まったホノルルマラソンは、今年で48回目。競技終了の制限時間はなく、42.195キロのフルマラソンを完走する意志があれば参加できる。1984年からは日本航空(JAL/JL、9201)が協賛しており、年末年始休暇前の閑散期のハワイを活気づける役割を果たしてきた。2019年大会はフルマラソンに2万3844人が参加。このうち日本人は半数近い47.7%で、1万1381人だった。
ハワイ州は現地時間10月15日から、出発前に新型コロナウイルス感染症の陰性証明を提示した場合、ハワイ到着後の14日間自己隔離を免除する事前検査プログラムを導入。州保健局では、日本向けの事前検査プログラムの開始に向け、準備を進めている。同プログラム開始までは、日本からハワイへ到着した場合には14日間の自己隔離が必要になる。
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JALホノルルマラソン
ハワイ州観光局
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