11月19日に解禁日を迎えるボジョレー・ヌーボー(ボージョレ・ヌーボー)が10月22日、日本航空(JAL/JL、9201)のパリ発JL46便(ボーイング777-300ER型機、登録記号JA742J)で羽田空港へ午後1時34分に到着した。東京税関の職員による検品が午後3時すぎから行われた。
ボジョレー・ヌーボーは、仏ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫したブドウを発酵させた新酒で、22日は羽田と成田の2空港に到着する。羽田に到着したサントリーの初荷は重さ約3.2トンで、220ケース2640本が到着した。
輸入元のサントリーワインインターナショナルによると、今年のボジョレー・ヌーボーは、ダークルビー色が特徴。「ブラックチェリーのような完熟した黒い果実の香りとともに、心地よい余韻が残る、非常に芳醇な味わい」だという。
同社によると今年は7月の降水量が例年より少なく乾燥し、8月は40度に達するほど暑い日が続いたため、ブドウが例年より早く成熟。収穫は8月20日から始まったという。
ボジョレー・ヌーボーは、欧州域外へ出荷できる日が例年は10月下旬だが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、輸送期間に余裕を持たせるため、前倒しされて10月12日になった。JALによると、22日に羽田へ到着したボジョレー・ヌーボーはサントリー向けの初荷だが、日本に初めて到着したものではないという。
関連リンク
ボジョレー・ヌーボー(サントリー)
日本航空
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