ウガンダ・エアラインズ(UGD/UR)のエアバスA330-800型機(A330neo)が、塗装を終了してロールアウトした。エアバスは今後数週間でシステム整備などを進め、引き渡しに向けた準備を進める。
ウガンダ・エアラインズはA330-800を2機発注済み。今年12月の導入を計画する。
A330neoは、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。
A330-800は今年2月に、EASA(欧州航空安全庁)とFAA(米国連邦航空局)から型式証明(TC)を取得。4月にはエンジンが1基停止しても洋上飛行が一定時間可能な「ETOPS(イートップス)」をEASAから取得した。
9月末時点の受注実績によると、A330-800の総受注は14機で、ウガンダ・エアラインズが発注した2機のほか、クウェート航空(KAC/KU)が8機、匿名顧客が4機発注している。初号機は2019年に納入予定だったが、まだ引き渡していない。
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Uganda Airlines
Airbus
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