ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は10月23日、国内線の11月分減便を発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるもので、1日から30日まで26路線中13路線559便が減便となる。11月は当初3368便の運航を計画しており、運航率は83%となる。減便率は17%で、34%だった10月と比較すると17ポイント改善する。
減便対象となる13路線のうち、関西発着は仙台と成田、新潟、福岡、宮崎、鹿児島の6路線、成田発着は札幌(新千歳)と釧路、福岡、長崎、宮崎、鹿児島の6路線。このほか仙台-札幌線も対象となる。
1日3往復の関西-鹿児島線は1-2往復に、同7往復の成田-札幌線は4-6往復に減便する。
一方で、政府の観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」により需要が回復したことにより関西-札幌線など13路線は減便せず、全便を運航する。また、3連休にあたる21日から23日までは減便率を3%に抑え、97%にあたる112便を運航する。
ピーチは冬ダイヤ初日の10月25日に、札幌-那覇線と仙台-那覇線の2路線を開設。1日1往復ずつ運航する。札幌線は同社の国内線では最長路線となり、飛行時間は札幌発が4時間、那覇発が3時間5分かかる。また、同日から国際線を7カ月ぶりに再開し、台北(桃園)への3路線を関西と羽田、成田から週3往復ずつ運航する。国内LCCでは初となるエアバスA320neoも25日に就航し、当面は国内線に投入する。
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