ボーイングは現地時間10月6日(日本時間7日)、航空市場の長期需要予測を発表した。今年から2039年までの20年間の新造機需要は、4万3110機を見込む。前年予測から2.1%減で、930機減少した。
現在は2万5900機ある民間機のうち、約4000機が機齢20年以上前のもので、特に最初の10年間はこれらの経年機の置き換えが進むとみている。また、世界の防衛・政府向け市場がより安定している一方、民間航空機市場は中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、引き続き大きな課題に直面するとした。
737などの単通路機やリージョナル機といった小型機が堅調な一方、国際線などに投入するワイドボディー機と呼ばれる中大型機は厳しい予測になった。787や777Xの一部を製造する日本の航空機産業にも影響が及びそうだ。
—記事の概要—
・ワイドボディー落ち込む
・アジア太平洋は1万7千機超を維持
ワイドボディー落ち込む
今後10年間では、1万8350機の民間機需要があると予測。前年発表の予測と比較して11%減少
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