日本航空(JAL/JL、9201)は10月6日、11月から2021年1月までの国際線運航計画を発表した。北米線は羽田発着のほか成田便も運航することで、日本で乗り継ぐ東南アジアと北米間の往来を強化する。ホノルルへの臨時便は、11月も引き続き設定する。11月から1月までの豪州方面と、12月と1月の韓国とハワイ・グアム方面については、後日発表する。
11月は豪州方面を除き、58路線4620便を計画。減便対象は50路線3811便で、減便率は82%となる。12月と1月は豪州線のほか、韓国とハワイ・グアム方面を除き50路線3906便を計画し、50路線すべてが減便対象となる。12月は78%にあたる3048便、1月は78%にあたる3063便を運休・減便する。減便率が85%だった10月と比較すると、11月は3ポイント、12月と1月はそれぞれ7ポイント改善する。
ニューヨークとダラス、シカゴの3路線は、羽田発着を週3往復ずつ運航するほか、成田発着も設定。成田-ニューヨーク線は週3往復、成田-シカゴ・ダラスの2路線は週4往復ずつ運航する。
東南アジア路線では、成田を発着するマニラとジャカルタの2路線と、成田行きの片道運航となるバンコクとホーチミンの2路線を週2-3便増便し、北米線との接続を拡大する。このほか、運休中の羽田-デリー線は臨時便の運航を計画する。
8月から運航を開始したホノルルへの臨時便は11月も運航し、羽田-ホノルル線を月間2往復設定する。羽田発は10日と23日、ホノルル発は11日と24日で、ホノルル行きJL8782便は羽田を午後9時55分に出発し、午前10時に着く。羽田行きJL8781便は午後0時35分にホノルルを出発し、翌日午後4時50分に到着する。
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