9月18日午後4時10分ごろ、ANAウイングス(AKX/EH)が運航する札幌(新千歳)発新潟行きNH1860便(ボンバルディアDHC-8-Q400型機、登録記号JA461A)が函館空港の北西約40キロ、高度約7300メートル(2万3950フィート)を飛行中、プロペラの除氷系統に不具合が発生したことを示すコックピット内のランプが点灯したため、新千歳空港へ引き返した。国土交通省航空局(JCAB)は、23日にイレギュラー運航として認定した。
NH1860便は18日午後3時51分に新千歳空港を離陸。上空での引き返しにより午後4時51分に同空港へ着陸した。
同便には乗客40人と乗員4人が乗っていた。引き返し後は機材を変更し、再び新潟へ向かった。ANAによると、新千歳に戻った機材を確認したところ、2系統ある除氷装置のうち1系統に不具合が起きていたという。
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【お知らせ】
機体の不具合状況について最終段落に加筆しました。(20年9月24日 13:56 JST)