エアライン, 企業 — 2020年9月23日 13:30 JST

JALと米Matternet、ドローン医療物流事業で提携

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 日本航空(JAL/JL、9201)とドローンを手掛ける米Matternet(マターネット)は9月23日、日本での市場調査や事業参画に向けた業務提携を締結したと発表した。Matternetのドローン「M2」を用いた医療物資輸送などの新規事業の創出などを目指す。

Matternetのドローン「M2」(JAL提供)

 Matternetは自律飛行が可能な運航システムとM2を手掛けており、JALは医薬品などの緊急物資輸送にドローンを活用する実証実験を行っている。すでにMatternetは検体や医薬品などの輸送事業をスイスとアメリカで展開しており、両社は今回の提携を通して、日本での医薬品や検体、血液製剤など迅速な輸送が求められる医療分野の物流に関する各種調査や、将来の事業参画に向けた取り組みで協力していく。

 また、8月に採択された「東京都におけるドローン物流プラットフォーム社会実装プロジェクト」でも、M2の使用が検討されているという。同プロジェクトにはJALなどが参画している。

Matternet が開発中の「M2」が発着可能な荷物受け取り用のステーション(JAL提供)

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Matternet

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