アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空(ETD/EY)は現地時間9月13日、シンガポールのフードテック企業Lumitics(ルミティクス)と提携したと発表した。機内食ロスの削減を目指す。
エティハドの機内で消費された食品と廃棄されたもののパターンを示す照合データを活用。機内で消費されなかったエコノミークラスの機内食を調べる。調査結果を分析することで、機内食サービスの効率性を向上させて食品ロスを削減するとともに、営業コストの削減にもつなげる。
Lumiticsの技術「Insight Lite」は、AI(人工知能)と画像認識で機内食のパッケージのデザインを読み取り、消費されなかった機内食の種類や量を人間による操作なしで区別・識別できるという。
エティハドによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大前から発足したプロジェクトで、一時中断していたものを再開することになったとしている。
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