国土交通省航空局(JCAB)は、米国のサザンエアー(SOO/9S)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、9月10日付で許可した。29日から成田へ、貨物便を運航する見込み。
シカゴから火曜の週1便、ニューヨークから木曜と土曜の週2便、貨物便2路線を運航する。いずれも成田からは香港へ向かう。機材はボーイング777F貨物機をを投入する。JCABによると、就航日は許可時点の事業計画で、変更になる可能性があるという。
サザンエアーは1999年9月に設立。アトラスエアー(GTI/5Y)やポーラー・エア・カーゴ(PAC/PO)などと同じくアトラス・エア・ワールドワイド・ホールディングス傘下の貨物航空会社で、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港を拠点とし、現在は国際11路線を週37便運航している。機材は777Fのほか、737-400を保有している。
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Southern Air
国土交通省
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