日本航空(JAL/JL、9201)は9月9日、国内線を減便すると発表した。10月1日から15日まで、計画の34%にあたる81路線4390便が対象となる。新型コロナウイルスの感染者数は減少しているものの、需要の伸び悩みが続いていることから減便を決めた。対象便を予約した利用客には、代替便などを用意する。
運休は成田を発着する伊丹と札幌(新千歳)、中部、福岡の4路線で、いずれも地方空港からの国際線接続用に運航している。
一部日程で運休するのは8路線で、伊丹発着が函館と三沢、隠岐の3路線。このほか羽田-山形、札幌(丘珠)-三沢、福岡-花巻、鹿児島-松山、那覇-奄美大島の各線も対象となる。このうち1日2往復の羽田-山形線は、10日の山形行きJL179便と羽田行きJL178便のみ運航する。
減便は69路線で、羽田発着は青森や広島、高松、熊本など、山形を除き29路線が対象となる。幹線4路線はいずれも減便対象で、札幌(1日17往復)は10-12往復に、伊丹(同15往復)は9.5-12.5往復に、福岡(同17往復)は11−12往復に、那覇(同13往復)は7-11往復に、それぞれ減便する。
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