航空機チャーターを取り扱うエアーチャータージャパン(東京・千代田区、ACJ)は、本国への帰国など外国航空会社向けに緊急避難チャーターの運航支援サービスを開始した。日本への定期便を就航していない航空会社から空港業務を一括して受託することで、早急な乗り入れを実現させることができる。
ACJは、日本への就航を目指す外国航空会社向けにサポートをパッケージ販売している。「Airサポ」と命名した支援パックは、国土交通省航空局(JCAB)への申請やグランドハンドリング(グラハン)会社との調整などが含まれ、緊急避難チャーターの課題である短い準備期間での就航に向けたサポートを一括で提供する。
定期便として日本に乗り入れている航空会社は、定期便を臨時便として比較的容易に運航できる。ACJによると定期便の無い路線の場合、短期間での就航実現には課題があり早期の運航が難しいという。ACJは航空会社と関係機関の間に入り、緊急避難チャーターの早期実現をサポートする。
Airサポは国交省への申請やグラハン会社と調整する「新規就航サポート」、航空会社に代わり空港業務を受託する「空港業務サポート」、就航後の総務や入出金、採用業務を支援する「マネジメントサポート」で構成。就航前から運航開始後まで、一括でサポートする。
ACJは航空機チャーター専門旅行会社「JMRS」から独立した航空機チャーターに専門特化した事業会社で、2019年1月に設立。これまでチャーター事業を手掛け、同年4月にはバンブー・エアウェイズ(BAV/QH)や、9月のネパール航空(RNA/RA)、12月の青島航空(QDA/QW)など、各社のチャーター就航を支援している。
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エアーチャータージャパン
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