エアライン — 2020年8月20日 21:56 JST

スカイマーク、9月の国内線半数近く減便 運休3路線

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 スカイマーク(SKY/BC)は8月20日、国内線全路線の追加減便を発表した。全21路線のうち3月から運休中の成田-中部線を除いた20路線が対象で、9月1日から30日までの期間中に計2333便を追加で運休・減便する。これにより、9月の月間減便率は49.4%と計画便の半数近くが運休・減便となる。8月の減便率28.4%からは21.0ポイント悪化する。

9月は半数近い国内線が運休・減便となるスカイマーク=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田発着路線の場合、札幌(新千歳)線は計画の1日10.5往復を6往復に減便。神戸線は計画の7.5往復を4往復、福岡線は11往復を7往復、鹿児島線は5往復を1往復、那覇線は6往復を2往復にそれぞれ減便する。

 期間中運休となるのは、成田-中部線のほか茨城-福岡線と那覇線の3路線。また、羽田-神戸線と神戸-長崎線を乗り継ぐ経由便の羽田-長崎線も運休としている。

 このうち、成田-中部線は19日に無期限運休を発表。これまでは期限を区切って運休していたが、同社唯一の国際線である成田-サイパン線を当面運休することから、成田発着で1路線しかない国内線で週2往復の中部線も、期限を定めない形で運休する。

 一方、冬ダイヤ初日の10月25日からは下地島3路線を開設。羽田線と神戸線を1日1往復ずつ、那覇線を同2往復運航する。

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