日本航空(JAL/JL、9201)は8月20日、9月の国際線計画を一部見直し、一部便で増便を決定したと発表した。週2往復の成田-シンガポール線を週3往復に増便するほか、シドニー行きを羽田と成田から週1便ずつ運航する。
成田-シンガポール線は当初週2往復を計画し、成田発JL711便を火曜と金曜、シンガポール発JL712便を水曜と土曜の運航を予定していた。計画変更後は週3往復に増便。9月1日以降の成田発JL711便は月曜と木曜、金曜に、シンガポール発JL712便は火曜と水曜、土曜に運航する。9月2日のシンガポール発は運休となる。
現在運休中のシドニー線は通常、羽田から1日1往復運航する。9月からは羽田と成田から週1便の片道を設定。現地の検疫体制により、1便あたり上限30人で運航する。
羽田発は9月3日から、毎週木曜に運航。シドニー行きJL51便は羽田を午後7時20分に出発し、翌日午前6時10分に着く。成田発は7日から、毎週月曜に運航する。シドニー行きJL771便は午後7時20分に成田を出発し、翌日午前6時10分に到着する。
JALは8月14日に、9月の国際線計画の一部見直しを発表(関連記事)。北米と東南アジア路線の一部を増便し、日本で乗り継ぐ両地域の往来を強化する。
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