ボーイングは現地時間8月19日、ポーランドのエンターエア(ENT/E4)から737 MAX 8の発注コミットメントを最大4機分獲得したと発表した。追加受注2機のほか、オプションも2機設定する。確定受注となった場合、737 MAXは今年初の受注となる。
今回の発注が確定した場合、米国のサウスウエスト航空(SWA/WN)から1機受注した2019年12月以来の受注となる。
エンターエアは737 MAXを6機発注済みで、現在は2機保有している。4機を確定発注した場合、同社は737 MAXを保有分を含め10機導入することになる。同社の保有機材はすべてボーイング機で、737 MAXのほか737-800を19機導入している。
チャーター便を運航するエンターエアは、2009年11月に設立。2010年4月25日にワルシャワ-アンフィダ(チュニジア)線で運航を開始し、今年で就航10周年を迎えた。
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