エアアジア・グループの2020年4-6月期(第2四半期)輸送実績は、グループ全体の総旅客数が前年同期比98%減の20万4082人だった。新型コロナウイルスの感染拡大で大規模な減便となったが、比較的早い時期に運航を再開したタイやインドを中心に、需要回復の動きもみられるとしている。日本では8月1日に約4カ月ぶりの運航再開にこぎつけたものの、感染の再拡大を受けて先行きは不透明な状況が続いている。

4-6月期の総旅客数が98%減となったエアアジア・グループ=20年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
グループ全体の座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は