アシアナ航空(AAR)は社外ソムリエによるワイン選定会を、5月21日と22日の2日間行った。試飲により330種類から選ばれたワイン約30種類は、10月1日から機内で段階的に提供を始める予定。
AARは2004年から3年ごとに世界有数のソムリエを招き、ワイン選定会を実施。現在はファーストクラスで13種、ビジネスクラスで16種、エコノミークラスで4種の計33種類のワインを提供している。
今回の選定会には、07年の世界ソムリエチャンピオン出身のアンドレア・ラーソン氏をはじめ、3人のソムリエを審査員に招いた。選定対象には、既存のフランス、ドイツなど欧州のブランドをはじめ、近年人気の高まっているチリやオーストラリア、アルゼンチンなどのワインも候補に上がったという。
審査員は3万フィート上空という機内環境を考慮し、豊富な香りと適度な酸味、やわらかい苦味、機内食との相性を重点的に評価した。
AARは昨年12月にグローバル・トラベラー誌からファーストクラス最優秀ホワイトワインとシャンパン賞を受賞している。
関連リンク
アシアナ航空