三菱重工業(7011)が8月3日に発表した2020年4-6月期(21年3月期第1四半期)連結決算(国際会計基準)は、最終損益が579億200万円の赤字(前年同期は163億7200万円の黒字)だった。
売上高にあたる「売上収益」は前年同期比15.4%減の7780億900万円、本業のもうけを示す「事業損益」は713億8800万円の赤字(同404億1600万円の黒字)だった。四半期としては過去最大の赤字。事業損益のうち、傘下の三菱航空機が開発する初の国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」事業での損失は、カナダのボンバルディアからリージョナルジェット機「CRJ」の事業を買収に伴い生じたのれん減損を含めて688億円となった。
2021年3月期通期の業績予想は据え置き。事業利益と純利益はゼロを見込んでいる。
—記事の概要—
・航空・防衛・宇宙とスペースジェット
・21年3月期通期予想
航空・防衛・宇宙とスペースジェット
セグメント別のうち航空・防衛・宇宙は、受注高が
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