日本航空(JAL/JL、9201)をはじめとするJALグループは7月21日、沖縄のシンボルである首里城再建に対する追加支援として、5482万8000円を沖縄県が設けている口座に寄付したと発表した。
JALと沖縄を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)、琉球エアーコミューター(RAC)の3社が2019年11月から実施してきた「首里城再建応援先得」と、航空券と宿泊がセットになったダイナミックパッケージ商品「首里城再建応援ツアー」の収益の一部を寄付。沖縄県が設置している「首里城火災復旧・復興支援寄附金」の口座へ7月10日に振り込んだという。
JALグループでは、2019年11月から12月までチャリティ・マイルによるマイル寄付を募り、1689万6000マイルが会員から寄付された。1マイルを1円相当として換算し、今年1月に相当額を寄付している。
首里城は、2019年10月31日未明に起きた火災で主な建物が全焼。琉球王国時代から伝わる貴重な収蔵品も多くが焼失した。JALとJTA、RACの3社では、首里城再建応援デカールを貼った機材を運航している。
関連リンク
日本航空
日本トランスオーシャン航空
琉球エアーコミューター
・那覇空港、第2滑走路オープン JTA機長「違う空港みたい」(20年3月26日)
・JALのA350、那覇へ就航 首里城再建応援デカール5号機(20年2月1日)
・JTA、首里城再建に向け特別デザイン機お披露目(20年1月29日)