スカイマーク(SKY/BC)は7月17日、乗客へのマスク無償配布を開始した。機内で旅客全員に配るほか、全便が運休中の成田を除く就航11空港のカウンターと搭乗口では、マスク未着用の利用客にも配布する。
提供するマスクは、メディコムジャパン(神戸市)が提供する医療機関向けサージカルマスクで、9月15日までの期間中110万枚を用意する。
拠点となる羽田空港では、配布初日の17日は午前8時までに福岡行きや札幌行き、那覇行きなど5便が出発。マスク未着用の旅客は数人程度で、カウンターでマスクを受け取り搭乗口へ向かった。
スカイマークでは5月以降、利用客に対し空港と機内でのマスク着用を求めている。マスク未着用の場合、搭乗を断る場合があるとしている。同社によると、配布前日の16日までにマスク未着用の旅客は数人いたという。
マスクを配布する17日からは、国内線の8割を運航。8月は9割に回復する。新型コロナウイルスの影響で4月16日から休止している機内サービスも、無料コーヒーサービスとアルコール類の販売を除いて同日から再開する。
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