ボーイングは現地時間7月14日、垂直離着陸輸送機V-22「オスプレイ」を日本の陸上自衛隊に引き渡したと発表した。米国以外でV-22を導入するのは陸自が初めて。

陸自のV-22「オスプレイ」(ボーイング提供)
陸自向けV-22は日本時間10日午後に、米海兵隊岩国航空基地を出発。暫定配備先である陸自の木更津駐屯地へ同日中に到着した。駐屯地のある木更津市によると、2機目は16日午前に輸送される見込みだという。
V-22はボーイングとヘリコプターのベル・テキストロンが共同開発し、1999年5月24日に納入を開始。おもに米軍向けに引き渡しを進め、海兵隊と空軍、海軍が導入している。6月には、400機目となるV-22を米空軍特殊作戦コマンドに引き渡した。
関連リンク
陸上自衛隊 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]
・ボーイング、V-22オスプレイ納入400機到達 [4](20年6月12日)
・ボーイング、V-22オスプレイ新工場完成 [5](19年8月5日)